こころのホメオスタシス

ホメオスタシス=恒常性。

なにかというと、からだの生理機能を一定に保とうする働きのこと。

たとえば、寒いところに行っても暑いところに行っても人間の体温はほぼ一定だ。


この機能がうまく働かないと、様々な体調不良につながる。


これは、ココロも同じこと。

一定の安定した状態に保とうとする働きがある。


だから、何かが”欠乏”した状態だと、何らかの形でそれを満たしたい、と思うようになる。


それが満たされない状態が続く=欠乏感が続くことになり、大きなストレスになる。

満たされないココロを抱えた状態は、やがて怒りや悲しみとなって表に出てくる。


この満たされない状態=欲求不満状態にどのくらいたえられるのか、それがある意味大人男どもの違いだろう。


子どもは、欲しいものが手に入らないとすぐにだだをこねる。泣く。

大人ならそこで、だだをこねるのではなくて、耐性を養い、どのように対処すれば少しでも満たされるのか、また、満たされないなら満たされないなりの対処をどのようにしたら良いのか、ということを考えられるはずだ。

そして、形を変えて「こころのホメオスタシス」を保つことで、ストレスに強い、しなやかなココロを育てよう。

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