みんな仲良く、という幻想

みんな仲良くしなさい、
家庭や学校ではそう教える。

それがそもそもの間違い。

小さい頃からそう教えられて育つから
大人になってもそう思い込んで
人間関係がうまくいかなくなる。

なぜなら、みんな仲良くするなんて無理だからだ。

どう考えても、どう頑張っても
仲良くできないひとはいる。

とはいえ、仲良くできないから
仲良くしなくていいというのではなくて
仲良くはできないけど、その人のことは否定しない、その人の存在はしっかり認め、
その人の意見も
「うん、そういう考えもあるね」と認める。

そのうえで、でも私の意見は違うんだ、
ということを表明すればよい。

それで腹をたてたり離れていくようなひとは
放っておけばよいのだ。

無理に仲良くなろうとする必要は全くない。

そうしたところで、たぶん仲良くはできないのだから。

仲良くはできないけど、認める、理解する。

その姿勢で相手と適度な距離を保って付き合っていく。

そうすれば疲れない。

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