悲しいときは悲しくする
ポジティブシンキングというのは、何事も前向きにとらえ、不可能を可能にするためにとても大切なこと。
しかし、それは時と場合による。
何でもかんでもポジティブに考えればいいわけではないこともある。
たとえば、とても悲しいことがあったとする。
そのときに「こんなことでくじけてはいけない、私は強いから大丈夫」など、自分の気持ちを置き去りにして無理にポジティブになろうとしてはいけない。
どんなに強い人でも悲しいときはあるし落ち込むこともある。
本当に強い人は、そこで自分の弱さだったり、ダメな部分から目をそらさずに、しっかりと自分のなかで部負の感情を消化してから次に進むのである。
強がっている人は、悲しいのに強い振りをして自分の感情に蓋をしてしまう。
その結果どうなるか。
無理に押し込めた感情がいつか爆発して自分でもコントロールできなくなる。
そうならないためには、負の感情をしっかりと味わうこと。
悲しいときは悲しんで、怒るときは怒るのである。
感情をしっかりと認めたあとに、どうして自分はそういう感情をもったのか、考えてみるといい。
悲しむのも怒るのも、悪いことではないのだから。
無理に感情を押し込めると、後で必ずひずみがくる。
そうならないように、自分の感情はしっかりと味わおう。
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